粗大ごみ?廃品回収?引き取り?羽毛布団の上手な捨て方

何年も使い続けてきた羽毛布団。新しく買い替えたものの、以前使っていた羽毛布団の捨て方について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 粗大ごみとして出す、廃品回収で回収してもらうなど様々な捨て方がある羽毛布団。どのように捨てればいいのか、きちんと確認してみましょう。

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羽毛布団は粗大ごみ?燃えるごみ?正しい捨て方とは

羽毛布団を自治体のごみ収集で回収してもらうには、正しい捨て方をする必要があります。

羽毛布団は、ほとんどの自治体では「粗大ごみ」扱いとなります。そのため、粗大ごみを出すときの手順を踏んで、羽毛布団を捨てなければいけません。

粗大ごみを捨てる方法としては

・収集してもらう

・粗大ごみのセンターに持ち込む

という2つの方法があります。

収集してもらう場合の流れとしては

①粗大ごみ受付センターに収集を申し込む(電話かインターネット)

②処理手数料と収集予定日を聞く

③有料のごみ処理券を指定店で購入する

④ごみ処理券を貼り、指定日の午前8時半頃までに指定のごみ収集場所に羽毛布団を出す

となります。

粗大ごみセンターに持ち込む場合の流れは

①粗大ごみ受付センターに持ち込むことを伝える

②持ち込む日と収集手数料を聞く

③有料のごみ処理券を指定店で購入する

④ごみ処理券を貼らずに、指定日に粗大ごみセンターに持っていく

となります。

収集してもらう場合のメリットは、

・自分で持ち込む必要がない

・近くの収集場所まで持っていくだけでいい

という2点。

持ち込む場合のメリットは

・自分の好きな時間に持ち込める

という点です。

どちらの場合にも、有料のごみ処理券が必要となります。ただし、各自治体によって羽毛布団の処理手数料の料金は異なり、たいていの場合500円前後です。自分の住んでいる自治体ではどのくらい必要なのか、きちんと確認しておきましょう。

また、自治体によっては、30cm以下ほどの大きさに小さく切って、指定のごみ袋に入れば、燃えるごみで出せるという所もあります。小さくしなくても紐でしばりコンパクトにすれば、燃えるゴミでOKという自治体も。

ただし、羽毛布団を小さくするのは、とても手間がかかる作業です。その手間を考えれば、手数料を払って粗大ごみで捨ててしまった方が簡単ではあります。

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怪しい業者に気をつけて!羽毛布団の廃品回収

羽毛布団の捨て方としては、業者の廃品回収で処分してもらうという方法もあります。廃品回収で処分してもらう場合の方法について学んでみましょう。

廃品回収をしてもらうには、きちんとした業者選びが重要です。というのも、無料で廃品回収を行っている業者との取引でトラブルが起こることが多いため。

よく「無料引き取りします」とアナウンスしながら街中を走っている廃品回収の車がいます。電話番号などがしっかりと書いてある車ならばいいものの、そうでなければ注意しなければなりません。

というのも、無料だといわれ引き取ってもらった後に、実は有料だとお金を請求されるといったケースが多発しているため。全ての廃品回収の業者が怪しいとはいいません。ですが、怪しい業者もいるということを覚えておきましょう。

業者選びのポイントを順に説明していきます。

①回収してくれる品目とエリア、業務内容をきちんと確認する

廃品回収業者は、業者によって回収してくれるアイテムが異なります。また、対応エリアが決まっていることも。自宅のエリアが対応可能なのか調べておきましょう。

布団の場合は、故人が使っていたものを処分したいという場合もあります。そのような場合にも対応しているのか確認しておくのも大切です。遺品の場合は、遺品専門の業者の方が適している場合もあります。

また、新品の布団ならば、業者によっては買い取ってくれる場合も。不明な点は、きちんと確認しておきましょう。

②所在地や許可証の確認をする

ホームページなどにきちんと住所が掲載されているのかを確認するのも大切です。というのも、きちんとした業者であれば、電話番号や住所をはっきりとさせているはず。所在地が書いてない、古物商許可番号などが書いてないという場合には、怪しいのではないかと疑いましょう。

③回収料金などの問い合わせに対応してくれるか

回収料金の見積もりなどに応じてくれるかどうかも重要なポイントです。料金を聞く際に、運搬料や出張費についてもきちんと確認しておきましょう。

業者選びが終われば、あとは回収してもらいましょう。回収してもらうには、

①HPなどで問い合わせ

②回収料金の見積もり

③回収→支払い

という流れに沿って、羽毛布団を回収してもらう必要があります。

廃品回収業者に回収してもらうメリットは

・梱包する必要がない

・都合がきく

・対応が早い

ということ。

逆にデメリットは

・費用がかかる

・信用できない業者もいる

という点です。

信用できる業者を選んで回収してもらいましょう。

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こんな処分方法もある!羽毛布団の捨て方3選

羽毛布団の捨て方としては、他にも様々な方法があります。その中でも、「引っ越し業者に処分してもらう方法」、「自分で売る方法」と「寄付する方法」の3種類についてみていきましょう。

・引っ越し業者に処分してもらう方法

実は、引っ越し業者によっては不用品の処分を行っている業者もあります。引っ越しの際には、物を処分することが多いもの。そんな引っ越し時に他の不用品と一緒に引き取ってもらえるため、とても便利です。

業者によって引き取りにかかる費用が異なります。粗大ごみとして出すよりも高い業者もあれば、無料で引き取ってくれる業者も。引っ越しの見積もりを出してもらう際に、不用品の引き取りについてきちんと確認しておきましょう。

・自分で売る方法

リサイクルショップやネットで売るという方法もあります。ただし、布団の状態によって売れる場合と売れない場合が。布団の状態を見極めて売る必要があります。

売れることが多いのは「未使用に近い」、「有名ブランド」、「高級羽毛布団」などの場合。「使用感がある」、「シミや汚れがある」、「たばこのにおいがついている」などの場合、売ることが難しいと考えておいたほうがいいでしょう。

・寄付する方法

発展途上国や被災地に向けて、古着や布団などの寄付を専門に行っている団体にお願いすれば、不要な布団を寄付することができます。ひどく破れている、汚れているという場合でない限り、寄付することが可能です。

寄付を行っている団体のHPを見ると、寄付する方法が書いてあります、メールで申し込めば、宅配業者による集荷サービスを手配してくれる団体も。捨てるならば、寄付して人のために使うのもおすすめです。

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古い羽毛布団を引き取ってもらおう!買い替え時の捨て方

羽毛布団の販売業者によっては、新しい羽毛布団を購入した際に古い羽毛布団を処分してくれるところもあります。新しい羽毛布団がくれば、古い羽毛布団はいらないもの。捨て方で悩むならば、販売業者に引き取りをしてもらいましょう。

昭和西川」では、5万円以上の羽毛布団を買った場合のみ、羽毛布団の引き取りを行ってくれます。引き取り料は無料ですが、送料は負担しなければなりません。

引き取りを希望した場合には、新しい商品とともに引き取りキットが送られてきます。引き取りキットに布団を梱包し、着払いで送りましょう。

ニトリ」では、1回の注文につき購入した商品と同じ容量までのものならば、3,000円で引き取りを行っています。布団だけでなく、家具全般取り扱っているサービスです。

櫻道ふとん店」では、新品の布団を購入した際、不要になった布団を引き取ってくれます。他の業者と違うのは、送料も櫻道ふとん店が負担してくれる点。布団を処分するのに、お金を支払う必要がありません。

布団の処分の面でお得な櫻道ふとん店で羽毛布団の購入をするのもおすすめです。

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まとめ

羽毛布団の捨て方には、いろいろな方法がありました。最も一般的な方法といえるのは、粗大ごみとして収集してもらうという方法です。ですが、櫻道ふとん店のように無料で布団を引き取ってもらえるサービスを行っている業者ならば、購入時に引き取ってもらうのが最もお得といえます。