羽毛布団でダニ対策になる?おすすめの方法は?

ハウスダストに悩まされてなかなか眠りにつけないと悩んでいる人もいるかもしれません。ダニやハウスダストのアレルギー持ちなら羽毛布団を使うのがおすすめ。羽毛布団はダニが寄り付きにくい構造で、悩みの種も軽減される可能性があります。 それでは羽毛布団がダニ対策によい理由、さらにダニを除去していつも快適に羽毛布団を利用できる方法を紹介します。

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羽毛布団はダニに強い?理由を徹底解説

ダニやチリなどハウスダストのアレルギーで悩む人は少なくないでしょう。もしハウスダストが心地よい眠りの妨げになっているなら、寝具を羽毛布団にしてはいかがでしょうか。

実は羽毛布団は、製造の段階からダニが寄り付きにくい構造になっているのです。羽毛布団がダニに強い理由3つを解説します。

作られる段階から秘密がある

羽毛布団にダニがつきにくい理由は、製造の段階に秘密があります。水鳥の羽から作られる羽毛布団は、雑菌を残さないために何度も殺菌や洗浄が繰り返されるのです。余計な物質が製造段階で取り除かれているため、購入時にダニがいることはほとんどないと考えてよいでしょう。

羽毛布団は内部でダニが繁殖しにくい

さらに羽毛布団の構造自体にもダニがわきにくい秘密があります。ダウン・プルーフ加工と高密度織りによって、生地同士の隙間が最小限に抑えられ、ダニの入っていく空間がないためです。

ただし、安すぎる羽毛布団は生地がしっかりしておらず雑菌が入り込むこともあるため気を付けましょう。

ダニの原因になるハウスダストがつきにくい

羽毛布団はダニが入り込みにくい構造になっていると紹介しましたが、ダニだけでなくダニのエサニなるハウスダストも内部に入り込みにくいです。ハウスダストが羽毛布団に入り込んでいかないので、一般的な布団と比べてダニが寄り付きにくくなります。

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羽毛布団にダニがいる!対処法は?

羽毛布団はダニがつきにくい性質を持っているものの、ダニが全くいない訳ではありません。内部にダニが入りにくい構造の羽毛布団も、長年使用していると生地がよれてダニが入る隙間が生まれてしまうこともあります。

ダニに悩まないためには、羽毛布団であってもダニを取り除く対策を打つことが大切です。

コロコロ粘着テープを使う

羽毛布団のダニの対処法として手軽にできるのが、コロコロ粘着テープを使った方法です。表面にあるダニやダニの死骸をある程度取り除くことができます。

ただしアレルゲンになる小さなダニの糞など細かく取り除くには不十分です。あくまでも掃除機などが使えないときの日常的な対策として活用しましょう。

掃除機で取り除く

次に掃除機でダニを取り除く方法です。掃除機だと布団の内部までダニをきっちり吸い取ることは難しいですが、そもそも内部に入り込みにくい羽毛布団なら問題ありません。掃除機で表面のダニの卵や糞まで除去することができます。数週間に1度は掃除機を使ってダニ対策をしましょう。

高温乾燥機を使う

ダニを死滅させて効率的に除去したいなら高温乾燥機を使う方法があります。自宅にない場合は、コインランドリーの高温乾燥機を利用するのもよいでしょう。ただし、手持ちの羽毛布団がコインランドリーの機械に対応していないこともあります。

必ず洗濯タグを確認してから利用するようにしましょう。また、コインランドリーや自宅で乾燥機を使ってダニを除去する方法は布団に傷をつける可能性もゼロではありません。羽毛布団を長く使うためにも業者に任せるのがおすすめです。

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まとめ

羽毛布団はダニがつきにくいので、アレルギーに悩んでいる人にもおすすめです。ただし、ダニがまったくいない訳ではないので日々のメンテナンスを心がけるようにしましょう。

また、羽毛布団であっても安価すぎるものは生地がしっかりしておらずダニ対策にならないこともあります。羽毛布団を探すなら、布団専門の櫻道ふとん店で探すといいでしょう。