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羽毛布団にカビが!原因はなに?
しまっていた羽毛布団に気づいたらカビが・・・。という経験はありませんか。
カビにはさまざまな種類がありますが、カビが発生しやすいといわれているのが、温度25~30度、湿度80%のときです。
春先から夏場にかけてカビが発生しやすいのはこのため。湿度が高い環境にさらされていると羽毛布団にカビが生えてしまいます。
カビが発生すると特有のカビ臭さを感じますが、問題はそれだけではありません。カビを吸い込んでアレルギー症状が現れたり、皮膚病や内臓疾患の原因になったりすることもあります。見た目やにおいはもちろん、健康のためにもカビを発生させないことが大切です。
それでは羽毛布団にカビが発生する原因は何か、カビに悩まないために確認してみましょう。
原因1.部屋が高温多湿
まず部屋自体が高温多湿だった場合です。部屋だけでなく、風通しが悪くなりやすい布団を収納する押入れも湿度が高くなることがあります。
原因2.汗を大量にかいてそのままにしている
寝ている間、人はコップ1杯分の汗をかいているといいます。ほとんどの汗を布団が吸収してくれますが、吸収した水分は布団の裏側に溜まってしまいます。布団を動かさないまま(万年床)でいると湿気が同じ場所にとどまり、カビの原因になりやすいです。
原因3.収納時に専用布団袋を使っていない
布団を収納する際、普通のビニール袋にしまっていないでしょうか。ビニール袋は、蒸れて湿気が高くなる原因になります。特に夏場は、専用の布団袋に入れて、防虫剤を活用しないとカビ対策ができているとはいえません。
羽毛布団にカビを生やさないための対策!
特に湿気の多い夏場は、対策をしないと大切な羽毛布団にカビを発生させてしまうことがあります。原因が分かったところで、どのような対策が有効なのでしょう。カビに悩まないための対策4つを紹介します。
対策1.羽毛布団を干す
特別な道具の必要もなく手っ取り早くできる対策は、羽毛布団を天日干しすることです。日光や風にさらすことで湿気を取り除くことができます。お昼くらいを目安に3~4時間程度干しましょう。
対策2.置き場所を考える
先に解説したように、湿気が多い場所だと羽毛布団にカビが発生しやすくなってしまいます。できるだけ湿気の少ない場所にしまうのがおすすめです。押入れに収納する場合は、風通しが悪くなりやすいので、スノコを置くなどして、できるだけ布団全体が空気に触れるようにしましょう。
対策3.定期的にクリーニングする
カビ防止のためには湿気対策が大切ですが、カビが好むほこりや汚れを取り除く対策も同時に行うのがおすすめです。そのためには、洗剤などを使って定期的に羽毛布団のクリーニングをしましょう。自宅でのクリーニングが難しい場合は、布団のクリーニングを実施している専門業者に依頼するのも手です。
対策4.湿気取りグッズを使う
天日干しは雨の多い時期には頻繁にできませんし、クリーニングも何度もするのはなかなか難しいです。そんなときに便利なのが、除湿シートや湿気取りマットなどの除湿グッズ。布団の裏側に張り付けることで、日々の湿気取りをサポートしてくれます。
まとめ
お気に入りの布団ならなおさら長く使い続けたいもの。長く使いたいならカビは大敵です。
櫻道ふとん店など布団専門店でお気に入りの布団を見つけたら、購入後のメンテナンスについても考えていきましょう。
カビ対策1つでも実行するだけで、心地よい眠りに近づけるはずです。