羽毛布団が濡れた!乾燥機活用で正しく対処しよう

外に干していた羽毛布団が突然の雨で濡れてしまった、または飲み物などをこぼして濡らしてしまったということがあるかもしれません。普通の布団ならただ乾燥させるだけでも問題ないですが、鳥の羽が素材になっている羽毛布団は取り扱いに気をつけないといけない部分もあります。 羽毛布団が濡れた場合どう対処するのがよいのか、対処法をみていきましょう。

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羽毛布団が濡れた!対処法とは?

普通、布団が濡れた場合は外に干す、クリーニングに出す、コインランドリーを利用する選択肢が考えられるでしょう。しかし羽毛布団の場合、洗濯しないよう指示があるなど普通の布団と比べると取り扱いが難しいケースが少なくありません。

それでは羽毛布団が濡れた場合はどうするべきなのでしょうか。答えは羽毛布団であっても一般的な布団の取り扱いと同じです。コインランドリーを利用する、またはクリーニング業者に持ちこんで対処することになります。

コインランドリーの洗濯乾燥機を使う

まずコインランドリーの洗濯乾燥機を使う方法です。ただし、羽毛布団の場合、うまく乾燥させても濡れた羽毛がくっついたままでは、羽毛布団特有のやわらかくフワっとした感触に戻りません。濡れた羽毛部分をはがしていきながら乾燥させる必要があります。

そこでおすすめなのが、回転式タンブラーの洗濯乾燥機です。回転式タンブラーの乾燥機は叩きほぐし機能があり、叩きながら乾燥するので、水に濡れた羽毛布団の感触を甦らせることができます。

クリーニング業者などを利用する

コストはかかりますが、クリーニング業者などにお願いする方法もあります。濡れた羽毛布団の取り扱いは難しい部分もありますし、コインランドリーに回転式タンブラーがない場合もあるので、技術面や対応面では安心です。

ただし住まい周辺に布団のクリーニングに対応している業者がない場合、クリーニング業者が休みだった場合などすぐに対応が難しいこともあります。

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羽毛布団の乾燥には時間がかかる!濡れた時に自分でできること

布団が濡れた場合、その日のうちに乾燥させて利用したい場合も多いでしょう。先にご紹介したようにクリーニング業者などを利用する方法もありますが、手元に帰ってくるまでに時間がかかるのがネックです。

とにかく急いで乾かしたい場合は、自分で羽毛布団を乾燥させる方法もあります。全体的に羽毛布団が濡れた場合、一部が濡れた場合で自分でもできる対策を解説します。

全体的に濡れた場合

全体的に濡れがひどい場合は、とにかく乾燥させること。天日干しにするのがおすすめです。天日干しにした後ほぐすことによって、羽毛布団のフワフワ感を戻すことができます。

突然の雨など、天日干しが難しい場合はホットカーペットや布団乾燥機の利用でもよいです。

自宅にある室内乾燥機を利用する方法もありますが、羽毛布団のように重量や厚みのある生地の乾燥には向いていません。自宅での乾燥が難しい場合はコインランドリーの乾燥機を活用しましょう。

部分的に濡れた場合

部分的に濡れた場合は、乾燥機を利用するなど大掛かりな準備は必要ありません。ドライヤーや扇風機などを利用して濡れた部分を乾かしていきましょう。

なお一部を乾かす場合は、乾かし残した場所がないか確認することをおすすめします。中途半端な乾きだとカビを発生させる原因になるので注意しましょう。

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まとめ

羽毛布団が濡れた場合、クリーニング業者など専門業者に頼む方法もありますが、コストや時間を考えるとコインランドリーの洗濯乾燥機を利用するのも1つの方法です。

布団乾燥に対応した高機能の乾燥機もあるので近場にある場合は確認してみましょう。

ただし、羽毛布団の場合は、濡れた場所が本当にフワっとなるか心配な部分も少なくありません。メンテナンスに困った場合は、布団専門店に相談するなどして適切な対処を確認しましょう。

メンテナンスではどうにもならない、買い替えが必要な場合は、櫻道ふとん店をチェックしてみるといいでしょう。