羽毛布団を選ぶ際は要チェック！品質を示すゴールドラベルとは？ | 羽毛布団選びに困らない！羽毛布団選び方辞典

高品質な羽毛布団を選びたいとき、その選ぶポイントの一つに日本羽毛製品協同組合が発行するゴールドラベルが目安になります。ここでは、ゴールドラベルを発行する日本羽毛協同組合やゴールドラベルのランク分けについて解説します。

羽毛布団を選ぶ際にはゴールドラベルもチェック

品質の高い羽毛布団を選ぶには、日本羽毛製品協同組合が発行するゴールドラベルのチェックが大切です。

日本羽毛製品協同組合とは、日本の羽毛製品メーカーや販売企業が加盟している組合です。メーカーの不正を取り締まる監視役のような存在で、消費者が安心して商品を使えるようにさまざまな活動を行っています。

日本羽毛製品協同組合が発行するゴールドラベルは羽毛布団をダウンの品質に合わせてランク分けしたものです。

羽毛布団の温かさや弾力はダウンのふくらみによって決まります。ダウンのふくらみを示す数値がダウンパワー（dp）やかさ高であり、これを4つのランクに分けたものがゴールドラベルです。

ゴールドラベルが発行されている羽毛布団は3つの理由から安心度が高いといえます。

ゴールドラベルが発行されるのは、日本国内に製造基盤を持つメーカーが作った国産の羽毛布団のみです。よって、海外産の低品質な羽毛布団にはゴールドラベルは発行されません。

ゴールドラベルを発行するための検査を行っているのは、国際羽毛協会に登録されている検査機関です。この検査機関はメーカーや販売店から独立した存在であるため、公正な判断で基準に合格したもののみにゴールドラベルが発行されています。

日本羽毛製品協同組合はゴールドラベルの信用を高めるため、販売されている羽毛布団に対して抜き打ち検査を行っています。

抜き打ち検査で問題があったメーカーはラベルの発行が無期限停止になるなどの処分を受けているので、現在ゴールドラベル付きの羽毛布団は信用できるといえるでしょう。

羽毛布団は使用されている羽毛の品質を示すダウンパワーによって4種類にランク分けされます。

440dp以上もしくは、かさ高180㎜以上の最高級のダウンを使用した羽毛布団に発行されるのがプレミアムゴールドラベルです。

このランクの羽毛布団は保温力が大変高いため、寒がりの人でも安心して寝られるでしょう。しかし、春夏秋などは暑すぎて寝られないと感じることも多いです。

400dp以上もしくは、かさ高165㎜以上の高級ダウンを使用した羽毛布団に与えられるのはロイヤルゴールドラベルです。

プレミアムゴールドラベルと比較すると保温力は劣りますが、高品質なので冬でも温かさが期待できます。

350dp以上もしくは、かさ高145㎜以上の中級ダウンを使用した羽毛布団にはエクセルゴールドラベルが発行されます。冬用の布団が暑いと感じる春や秋はエクセルゴールドラベルの付いた羽毛布団でも快適に睡眠ができるでしょう。

300dp以上もしくは、かさ高120㎜以上のダウンを使用した羽毛布団に与えられるのがニューゴールドラベルです。他と比べてランクが下がり、保温力や弾力も劣りますが、春や秋には問題なく使えて、暑がりであれば冬でも寒さを感じない人もいます。

また、他と比べて価格が安いため、ある程度の品質でありながら安価な羽毛布団を探している人にも良いでしょう。

羽毛布団を選ぶ際には日本羽毛製品協同組合が発行するゴールドラベルをチェックしましょう。ゴールドラベルには4つのランクがありますが、いずれのランクが付いた羽毛布団は保温力や弾力などの品質を信用できるため、安心して良い製品を購入できます。